ライブハウスは居抜き物件を選ぶべし

ライブハウスを経営したいなら、居抜き物件を強くお勧めします。 本来、お店は賃貸契約の終了と共に、内装・外装の一切合切をクリアにして、不動産会社に物件を戻さなければなりません。しかし内装や外装をそのままにして戻す事も、最初に取り交わした契約によっては有り得ます。 居抜き物件とは、そのように内装などが前回借りたお店そのままの状態で借りられます。そのため、次の賃貸者には業種が同じお店が入り易い傾向にあります。特にライブハウスの場合は、消防法の基準(非常口が二ヶ所存在するなど)を満たしている事が必須条件となり、防音設備やステージ設備を整えるとなると、あるがままの状態を丸々譲り受けた方がお得だからです。 何より初期費用も抑えられるのが最大のメリットです。また、近隣住民との騒音・振動によるトラブルはつきものなので、新しい場所に作るよりも、昔から在った場所に参入する方がクレームは少なく済むというメリットもあります。

ライブハウスの居抜き物件探しのコツ

ライブハウスの居抜き物件の対象として、同じ業態であるライブハウスはもちろんのこと、音楽スタジオやフォトスタジオなどの他に、バーやスナック、カフェ、クラブなどもその候補に挙げられます。選ぶ際に気をつけたい点としては、大体は店舗がビルの中に入っている可能性が高いため、音に関してオーナーに理解があるか、防音・遮音の設備は整っているか、交通の便や周囲の環境など立地条件は良いか、などに注意して選ぶことが大切です。

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